文献

J-GLOBAL ID：201202229326881370   整理番号：12A0068428

焼却施設の重金属移動の多域熱化学モデル化

Multizonal thermochemical modelling of heavy metal transfer in incineration plants

著者 (4件)： GINSBERG T. (AVT - Mechanical Unit Operations, RWTH Aachen Univ., D-52064 Aachen, DEU) ,  LIEBIG D. (AVT - Mechanical Unit Operations, RWTH Aachen Univ., D-52064 Aachen, DEU) ,  MODIGELL M. (AVT - Mechanical Unit Operations, RWTH Aachen Univ., D-52064 Aachen, DEU) ,  SUNDERMANN B. (OEkotech Ingenieurgesellschaft mbH, D-45665 Recklinghausen, DEU)
資料名： Process Safety and Environmental Protection  (Process Safety and Environmental Protection)
巻： 90  号： 1  ページ： 38-44  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： W0232A  ISSN： 0957-5820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重金属は,燃料中の痕跡量成分として焼却施設に流入し,施設内の灰の流れの中に不均一に分布している。それぞれの灰の流れの中のこれらの濃度は,これらの化学的性質,特にその揮発度に依存している。何人かの著者達はすでに単一熱化学的平衡計算によって焼却炉内の化学状態をモデル化しており,そして重金属挙動の定性的特性化を達成した。現在手掛けている研究では,焼却施設の多域熱化学プロセスモデルを開発した。焼却炉内の化学反応を,熱化学的平衡の連続としてモデル化した。反応速度論と共に阻害剤に関連した物質移動を,適切なモデル構造を選択して説明した。廃棄物とバイオマス燃焼焼却炉での試験計算は,このモデルが灰の流れ中のAs,CdとSnの分布のシミュレーションを,上記単一平衡手法と比べてより優れた定量的精度で行えることを示した。CuとPbの分布は,火格子上のClの揮発度と密接に組合わさっていることが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 熱化学的廃棄物処理 ,  清掃工場 ,  *焼却炉 ,  *重金属汚染 ,  物質移動 ,  *熱化学反応 ,  燃料 ,  痕跡量成分 ,  灰 ,  揮発性 ,  *モデリング ,  反応速度論 ,  ヒ素 ,  カドミウム ,  スズ ,  銅 ,  鉛 ,  塩素 ,  火格子 ,  シミュレーション ,  シミュレーションモデル ,  ポリ塩化ビニル
準シソーラス用語： 化学モデル ,  焼却灰

分類 (3件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  研究開発  (SA01040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 焼却施設 ,  重金属 ,  域 ,  熱化学 ,  モデル化