抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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再利用可能排水生成におけるMBR(膜分離活性汚泥法)システム(精密ろ過及び限外ろ過)の効率を評価した。限外ろ過MBR(ポアサイズ:0.034μm)は汚泥返送流量を流入水量の6倍に維持し,膜は5分ごとに逆洗した。精密ろ過MBR(ポアサイズ:0.4μm)は汚泥返送流量を流入水量の4倍に維持し,生産段階後は膜弛緩を行った。両システムの透過水とも規制を受けていない再利用(スペインの再利用ガイドラインに基づく)に適していることを示したが,その着色と好気細菌濃度からある種の目的では使用できない可能性があった。MBRシステムの有機物質除去能は活性汚泥中の生物活性に依存しており,これは膜の種類からは影響を受けなかった。大腸菌ファージ濃度は2つのシステムの透過水の質の特性で差がでるもののひとつである。より大きなポアサイズに起因してこの濃度は精密ろ過システムの方が高かったが,これは好気細菌がより高濃度であること異なる粒子サイズ分布を示すことも説明する事実である。微生物学的及び物理化学的水質から鑑みたとき,限外ろ過MBRシステムからの排水の再利用の方が安全である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.