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J-GLOBAL ID：201202229376395043   整理番号：12A0731346

Bacillus thuringiensis SF361によって生産される精製され,化学的に特徴づけられた蛋白質性抗真菌性変異体YvgOの機能

Functional Assignment of YvgO, a Novel Set of Purified and Chemically Characterized Proteinaceous Antifungal Variants Produced by Bacillus thuringiensis SF361

著者 (3件)： MANNS David C. (Cornell Univ., New York, USA) ,  CHUREY John J. (Cornell Univ., New York, USA) ,  WOROBO Randy W. (Cornell Univ., New York, USA)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 78  号： 8  ページ： 2543-2552  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Bacillus thuringiensisの新規の変異体が,これまでに知られていない性質の抗真菌性蛋白質を生産することが最近見つけられた。本研究ではこの化合物の精製とその性質について分析した。B.thuringiensis SF361を炭水化物を含まない培地中で37°Cで培養した場合に,抗真菌剤の生産と分泌が対数増殖期の後に観察された。この菌の培養液は,病原性酵母Candida albicansやAspergillus属およびPenicillium属の真菌に対して幅広い抗真菌活性を示した。高速液体クロマトグラフィーなどにより抗真菌活性を持つ蛋白質を精製し,分析したところ,この蛋白質はBacillus cereus AH 1134が生産する蛋白質YvgOのホモログであり,最初の4つのN末端残基のみがYvgOとは異なっていて,その分子量は13,484Daであることが明らかになった。Byssochlamys fulva H25に対する最小発育阻止濃度(MIC)は1.5 ppmであり,Candida albicans 3153に対するMICは25~800 ppmであった。病原性及び腐敗性真菌類に対する活性により臨床,農業及び食品加工への応用の可能性が期待される。

シソーラス用語： *Bacillus thuringiensis ,  *抗真菌作用 ,  *細菌タンパク質 ,  Aspergillus ,  Penicillium ,  ユーロチウム目 ,  最小発育阻止濃度 ,  生物農薬 ,  保存料 ,  抗真菌薬
準シソーラス用語： Byssochlamys属 ,  *YvgO蛋白質

分類 (2件)： 食品添加剤  (FJ10020H) ,  抗かび薬の基礎研究  (GW17060K)

タイトルに関連する用語 (6件)： Bacillus ,  精製 ,  化学 ,  蛋白質 ,  抗真菌性 ,  変異体