抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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組織内の既存の多様な実践とそれを担っている人々の知識を有効活用することが今日の企業においてはとりわけ重要である。しかし主流のシステム分析方法は特定の一つの視点にもとづいたシステム要求を産出することに熱心で,多様な実践や知識を照らし出すことはない。認識論としての現象学は社会的現実が構成される構造と条件を解明する態度と方法である。本研究は,現象学が本来のシステム分析の目的と方法に概念的に整合していることを確認し,システム分析の学理とすることが可能であるかを議論する。さらに,活動理論を取り上げ,本来のシステム分析を具現化する基盤として可能性を有することを議論する。(著者抄録)