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J-GLOBAL ID：201202229436773999   整理番号：12A1337944

骨増強生体材料を用いた骨食細胞へのRANK siRNAの選択的な局所輸送

Selective local delivery of RANK siRNA to bone phagocytes using bone augmentation biomaterials

著者 (5件)： WANG Yuwei (Dep. of Pharmaceutics and Pharmaceutical Chemistry, Univ. of Utah, Salt Lake City, UT 84112-5820, USA) ,  TRAN Kenny K. (Dep. of Chemical Engineering, Univ. of Washington, Seattle, WA 98195, USA) ,  SHEN Hong (Dep. of Chemical Engineering, Univ. of Washington, Seattle, WA 98195, USA) ,  GRAINGER David W. (Dep. of Pharmaceutics and Pharmaceutical Chemistry, Univ. of Utah, Salt Lake City, UT 84112-5820, USA) ,  GRAINGER David W. (Dep. of Bioengineering, Univ. of Utah, Salt Lake City, UT 84112-5820, USA)
資料名： Biomaterials  (Biomaterials)
巻： 33  号： 33  ページ： 8540-8547  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： C0964B  ISSN： 0142-9612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨粗鬆症の状況では骨折治癒および骨折固定は極めて困難である。この病態において,破骨細胞誘導性骨吸収と関連したインプラントの緩みを抑制するため,著者らは,標的とする骨部位へRNA干渉技術を輸送し,破骨細胞形成および機能を下方調節する局所輸送戦略を記述する。吸収性ポリマー,ポリ(乳酸-グリコール酸)共重合体(PLGA)微粒子を,破骨前駆細胞および破骨細胞の両方にRANK siRNAを輸送するため受動的な食細胞標的キャリアとして開発した。このような天然の食細胞はミクロンサイズの粒子を吸収する。PLGA-siRNA微粒子は,脆弱性骨折の予防および固定に対して骨増強生体材料として骨粗鬆症に臨床的に使用される生体医用等級カルシウム系注射用骨セメント内に分散した。in vitroでこの製剤より放出されたsiRNAは,培養した破骨細胞の前駆細胞において細胞標的,RANKに対して生物活性を保持し,破骨細胞の表現型に向かってそれらの進行を阻害する。これらのデータは,骨食細胞にsiRNAを局所的に輸送する臨床的に関連のある方法を利用する概念証明をサポートしており,骨粗鬆症の状況における脆弱性骨折の治癒を改善する。この局所輸送システムは,臨床的におなじみの注入した骨増強材から骨粗鬆症部位に直接siRNA治療薬を輸送するが,局所siRNA輸送に対して他の注射可能な生体材料に拡張することができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *強度 ,  *医用素材 ,  食細胞 ,  TNF受容体 ,  siRNA ,  *細胞内輸送 ,  骨粗鬆症 ,  骨折固定法 ,  人工移植物 ,  創傷治癒 ,  RNA干渉 ,  *ポリ乳酸-グリコール酸 ,  *微粒子 ,  細胞 ,  破骨細胞 ,  *骨セメント
準シソーラス用語： *骨強度 ,  *生体材料 ,  RANK ,  *RNA輸送 ,  インプラント ,  骨折治癒 ,  *ポリマ微粒子 ,  破骨前駆細胞

分類 (3件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  医用素材  (GA05040H) ,  細胞膜の輸送  (EF04020R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 骨 ,  増強 ,  生体材料 ,  食細胞 ,  RANK ,  siRNA ,  輸送