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J-GLOBAL ID:201202229563349950   整理番号:12A1530108

酸化損傷に対して肝臓を保護するアヒルの皮副産物からの新しい抗酸化ペプチドの精製及び特性化

Purification and characterization of a novel antioxidative peptide from duck skin by-products that protects liver against oxidative damage
著者 (11件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 285-295  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アヒルの皮副産物から逆相高速クロマトグラフィーを用いてペプチドを精製し,抗酸化活性を確認した。抗酸化ペプチドの配列をHis-Thr-Val-Gln-Cys-Met-Phe-Gln(分子量941.43Da)と同定した。また,ヒドロキシル,DPPH,アルキル及びスーパーオキシドラジカル捕捉活性に対する抗酸化ペプチドのIC50値を測定した。さらに正常な肝細胞における3.5%アルコール誘導の損傷に対するペプチドの保護作用を評価した。ペプチドは,活性酸素の生成及びアルコール誘導の肝細胞損傷による細胞死を抑制した。ペプチドは,細胞環境においてアポトーシス関連の経路の調節に関係していると推察された。さらにゼラチン加水分解物の抗酸化活性がin vivoで推定された。ラットを無作為に6つのグループに分け,15日間40%のアルコールで処理した。これは,血液及び肝臓中のアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ及びアラニンアミノトランスフェラーゼの値の増加とともに低い自己抗酸化能をもたらした。さらに,ゼラチン加水分解物の存在下で,培養肝細胞において抗酸化酵素(スーパーオキシドジスムターゼ,カタラーゼ及びグルタチオンペルオキシダーゼ)の濃度が増加した。これらの結果より,アヒルの皮副産物の酵素的加水分解物は,潜在的な生物学的活性を有することが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食肉一般  ,  生理活性ペプチド 

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