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J-GLOBAL ID:201202229684210569   整理番号:12A0715809

液体CO2中でのコロイド相互作用-ドライクリーニング展望

Colloidal interactions in liquid CO2 - A dry-cleaning perspective
著者 (6件):
資料名:
巻: 175  ページ: 11-24  発行年: 2012年07月15日 
JST資料番号: B0923A  ISSN: 0001-8686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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液体CO2は,ドライクリーニング(DC)産業で伝統的に使用される毒性および環境に有害な溶剤の実行可能な代替である。液体CO2DCは,既に商業規模で適用されているが,多くの難題をもつまだ比較的若い技術である。このレビューでは,技術の現状のあらましを紹介後,コロイドおよび界面科学の基礎からの洗浄性難問を解析した。誘電定数,密度,Hamaker定数,屈折率,粘度および表面張力などの液体CO2の特性を紹介し,次の章でCO2DC実施へのそれらの影響を詳細に描写した。理論に基づき,液体CO2を通るモデル土壌(シリカ)とモデル織物(セルロース)との間のvan der Waal(vdW)力が,水あるいは伝統的なDC溶剤PERC(ペルクロロエチレン)を横切るものに比べて非常により強いことを示した。静電安定化による液体CO2中での土壌粒子再堆積の防止は難しく,大きなアニオン部をもつ電解質の使用の可能性を議論した。さらに,水,アルコールおよび界面活性剤などのDCで使用される異なる添加剤の役割をレビューした。水は極性土壌を除去するための助けとして使用されるだけではなく,キャピラリー架橋を形成することによって織物と土壌との間の付着を増強させた。液体CO2中での主な成分としてのその役割は,織物および土壌の化学的性質などの多くの因子へ,および液体CO2中の分子溶液あるいは相分離した液滴として存在するのかの水自身の状態へも依存するため,複雑である。様々な表面エネルギーおよび細孔サイズの織物に対してWashburn-Lucas方程式から液体CO2中でのウイッキングおよびぬれの現象を予測した。良い洗浄性に対してはほぼ完全な濡れが望ましいことがわかった。機械的作用および流体動力学条件のDCへの影響を理論的に解析した。これから,主にDC作業条件でのCO2の強いvdW力と低い粘度のために,PERCあるいは水とは反対で織物と土壌との間の結合力を超えるためには,液体CO2中ではReynolds数よりも大きなオーダーが要求されることが結果として得られた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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固-液界面  ,  その他の洗浄剤 
タイトルに関連する用語 (5件):
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