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J-GLOBAL ID：201202229688663541   整理番号：12A1221093

生体組織の無標識イメージングのためのコントラスト機構としての二次感受率の利用

The Use of Second-Order Susceptibility as Contrast Mechanism for Label-Free Imaging of Biological Tissue

著者 (8件)： HU Po-Sheng (National Taiwan Univ.,. Taipei, TWN) ,  HSUEH Chiu-Mei (National Taiwan Univ.,. Taipei, TWN) ,  SU Ping-Jung (National Taiwan Univ.,. Taipei, TWN) ,  CHEN Wei-Liang (National Taiwan Univ.,. Taipei, TWN) ,  HOVHANNISYAN Vladimir A. (National Taiwan Univ.,. Taipei, TWN) ,  CHEN Shean-Jen (National Cheng-Kung Univ., Tainan, TWN) ,  TSAI Tsung-Hua (Far Eastern Memorial Hospital, New Taipei City, TWN) ,  DONG Chen-Yuan (National Taiwan Univ.,. Taipei, TWN)
資料名： IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics  (IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics)
巻： 18  号： 4  ページ： 1326-1334  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W0734A  ISSN： 1077-260X  CODEN： IJSQEN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体組織の二次感受率に基づく第二高調波発生(SHG)を利用した顕微鏡法の研究について展望した。先ずSHGの原理について述べ,生体組織では構造秩序化非中心対称分子がその起源になり,これが組織イメージングにおいて無標識の新しいコントラスト機構になることを示した。次に,フェムト秒レーザを光源とするSHG観測用の顕微鏡装置について述べ,特に偏光依存性の測定機構が重要なことを指摘した。また,後方散乱及び焦点領域外吸収事象の最小化が信号対雑音比の著しい向上をもたらすことを示した。応用例として,角膜及び皮膚の正常・病理組織の識別,コラーゲンI/IIの識別及びその組織工学への応用,軟骨形態の観測などが述べられた。こうしてSHG顕微鏡法がコラーゲン豊富な組織の物理的性質のイメージング及び定量化に有用なことが実証された。

シソーラス用語： *生体組織 ,  *第二高調波発生 ,  *光学顕微鏡法 ,  パルスレーザ ,  偏光 ,  SN比 ,  コラーゲン ,  フェムト秒レーザ
準シソーラス用語： *非線形光学顕微鏡

分類 (3件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  非線形光学  (BD05000T) ,  光学的測定とその装置一般  (BD07010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生体組織 ,  無標識 ,  イメージング ,  コントラスト ,  感受率