文献
J-GLOBAL ID:201202229701231281   整理番号:12A1080776

カールズバッド洞窟群国立公園 米・ニューメキシコ州

著者 (1件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 32-37  発行年: 2012年07月20日 
JST資料番号: L0936A  ISSN: 0289-2804  CODEN: EREBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
溶岩洞窟は,火口からの溶岩が外に出て冷やされ固まりかけた時に,内部のまだ高温の部分が流出し,その跡が空洞として残ったものである。カールズバッド洞窟群国立公園は米・ニューメキシコ州のグアダルーペ山脈に位置する。面積は約170km2で,公園の70%は自然保護区域の指定されている。洞窟の始まりは約2.5億年前に遡り,貝殻や藻の残骸などが沈殿して石灰岩層が形成されていった。大地深くに閉じ込められていた石灰岩層が再び地表に出てきたのは,活発な地殻変動によって周辺の台地が隆起を続けたからである。雨水は大地にしみ込み,石灰岩を溶かし空洞を造り始める。300万年ほど前から浸食は速くなり,大きな空洞を形成した。1915年に洞窟の写真が展示されると,多くの人が押し寄せるようになった。1923年に,内務省の鉱物検査官が洞窟調査のため派遣され,報告書に「大自然の脅威,神聖な創造主の作品を真に理解したいという自分の努力が不十分だとよく自覚している」と書かれ,カールズバッドは国立公園に指定されることになった。特筆すべきは,悠久の時をかけて作り出された巨大な石柱や石筍であり,自然の脅威を十分に感じることができ,一見の価値がある。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
火山地質学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る