文献

J-GLOBAL ID：201202229790997640   整理番号：12A1687518

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」における文化的景観と林業-熊野古道・中辺路ルートを事例に-

Cultural Landscape and Forestry in the World Heritage “Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range”: A Case Study of Nakahechi Pilgrimage Route

著者 (2件)： 藤代直希 (京大 大学院農学研究科) ,  松下幸司 (京大 大学院農学研究科)
資料名： 森林研究  (Forest Research, Kyoto)
号： 78  ページ： 1-10  発行年： 2012年09月28日 
JST資料番号： Y0254A  ISSN： 2759-3134  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2004年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は日本で初めて文化的景観として適用された。林業によって創られてきた景観もこれに含まれている。この地域の人工林率は93.8%と高いが,近年,伐採・造林活動はほとんど行われていない。この遺産の文化的景観を維持するためには,古道周辺の森林を適切に管理する必要がある。課題は,文化的景観についての理解が少ない。緩衝地帯のあり方が充分に検討されていない。民有林地域における統一的管理の枠組みが構築されていないなどである。

シソーラス用語： 遺跡 ,  景観 ,  林業 ,  道路 ,  人工林 ,  *森林
準シソーラス用語： 熊野古道 ,  世界遺産 ,  *文化的景観 ,  民有林

分類 (1件)： 林業政策  (FF01020X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 世界遺産 ,  山地 ,  文化的景観 ,  林業 ,  熊野古道