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J-GLOBAL ID:201202229797788010   整理番号:12A1600228

フェーズドアレイ非対称ビームTOFD超音波探傷法によるNi基合金溶接部SCCの測定

Measurement of depth of SCC in Ni based alloy weldment by a Phased Array TOFD UT Method with asymmetrical ultrasonic beams
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  ページ: 195-206  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: L2812A  ISSN: 1340-4482  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2008年に大飯3号機原子炉容器出口管台異材継手部の内面に,軸方向に割れ面が走り,先端が尖鋭な応力腐食割れ(Stress Corrosion Cracking;SCC)が発見された。この割れは,内面側からの探傷に使用されていた従来の超音波探傷法では深さ測定が困難であった。そのために,1)フェーズドアレイ法を用いた非対称超音波ビームによるTOFD(Time of Flight Diffraction)超音波探傷法および2)異なる複数の屈折角条件による探傷結果を重ね合わせるマルチアングル合成法を開発し,さらに3)これらを組み合わせた評価法を開発した。1)のフェーズドアレイ法を用いた非対称超音波ビームによるTOFD超音波探傷法により,Ni基合金溶接部に人工的に付与したSCCの深さを,割れの開口面側から測定する試験を行い,異なる屈折角条件によるSCCの端部エコーの検出が可能となった。この探傷結果に2)のマルチアングル合成法による処理を加えた3)の評価法により,SCCの端部エコーを明瞭に識別することが可能となった。Ni基合金溶接部のSCCの深さを測定し,SCC切断による深さの測定値7mmと比較した。フェーズドアレイ法を用いた非対称超音波ビームによるTOFD超音波探傷法により,7.4~9.6mmの深さ測定値を得た。これらの開発手法は,Ni基合金溶接部のSCC深さ測定に対して有効であることを見出した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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原子炉の保守 
引用文献 (5件):

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