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J-GLOBAL ID:201202229817885769   整理番号:12A1643234

化学触媒反応と抽出発酵を一体化して燃料を生産する

Integration of chemical catalysis with extractive fermentation to produce fuels
著者 (10件):
資料名:
巻: 491  号: 7423  ページ: 235-239  発行年: 2012年11月08日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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100年近く前,アセトン・ブタノール菌(Clostridium acetobutylicum)によるアセトンの発酵生産によって,コルダイト爆薬製造用の重要な代替アセトン源が得られた。今日では,再生可能代替輸送燃料としてn-ブタノールやエタノールを生産するために,溶媒を生成するクロストリジウム種への関心が復活している。アセトンは,アセトン・n-ブタノール・エタノール(ABE)発酵の生成物の1つであり,求核性のα炭素を持っている。求核性α炭素は,ABE発酵で生成される求電子性アルコールとC-C結合形成しやすい。この官能性を利用して,現在のジェット燃料やディーゼル燃料中の炭化水素に似た,さらに分子量の大きい炭化水素を合成できる。今回我々は,生物学的経路と化学触媒的経路を一体化し,パラジウム触媒を用いたアルキル化によりABE発酵生成物を効率よくケトンに変換したことを報告する。反応条件を調整することによって,ガソリン前駆体,ジェット・ディーゼル燃料前駆体のいずれかの生成が可能になる。アセトンとアルコールのin situ選択的抽出にグリセリルトリブチレートを使用して,プロセス全体のエネルギー需要を減らしながら,ABE発酵と化学触媒反応の単純な一体化を可能にした。このプロセスによって,リグノセルロースやサトウキビから,理論的最高値に近い収率で,選択的にガソリン,ジェット燃料,ディーゼル燃料のブレンド原料を生産する手段が得られる。Copyright Nature Publishing Group 2012
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発酵生産一般 
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