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J-GLOBAL ID:201202229909124640   整理番号:12A0646281

現世堆積物と土壌分析に対するロックエバル熱分解の標準化

Standardisation of Rock-Eval pyrolysis for the analysis of recent sediments and soils
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  ページ: 38-53  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0862B  ISSN: 0146-6380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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石油地球化学分野で確立されているスクリーニングツールであるロックエバル6分析が現世水圏堆積物バルク試料中の有機物(OM)を特徴づけるために利用され始めている。これは現世堆積物中における環境有害化合物(例,微量金属)の生物化学的分布でのOMの役割に向けられている最近の科学的注目により重要となっている。ロックエバルの自動利用,少ない試料量,高い分析精度と確度はロックエバルを堆積コア中のOMの迅速スクリーニングの理想的なツールとしている。しかしながら,各信号(例,S1,S2,S3,RC)に何が寄与するかを定量するための広範囲に利用できる標準化がなされていない。広範囲にわたる代表例を選択し,通常環境試料におけるロックエバル6で測定された有機物パラメータの理解を深めた。試料として,純粋な生物化学物質(タンパク質,脂質,炭水化物,リグニン)と生物標準物質(植物プランクトン,コペポーダ,樹皮,針葉樹の針葉)を用いた。これらのデータを有機岩石学,元素組成(CHNS/O)データと組み合わせた。我々の結果は次のことを示す,低分子量物質(<500 Da)はS1炭化水素ピークを代表し,一方,脂質と水圏生物標準物質はS2信号に寄与し,特に,最易分解性”S2a”信号に寄与する。炭水化物,リグニン,陸起源植物標準物質はS3信号を代表する。S3信号(CO/CO<sub>2</sub>比率:OICO,OICO<sub>2</sub>,OIRE6)がOM起源の最良な区別を可能にする。生物標準物質の段階的熱分解と元素分析(CHNS/O)の組み合わせにより,S2と狭い範囲ではあるが,S3(S3COとS3CO<sub>2</sub>)は,生物化学的元素循環に対する意味合いとともに,SやNのような金属結合元素の最良の代表例となる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機地球化学  ,  土壌化学 

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