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J-GLOBAL ID:201202229995697780   整理番号:12A0263965

高エネルギーボールミリングで作成したMg-50wt%ZrCrFe複合体の水素化特性

Hydriding behavior of Mg-50 wt% ZrCrFe composite Prepared by high energy ball milling
著者 (8件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 3665-3670  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: B0192B  ISSN: 0360-3199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水素化マグネシウムは,理論的には7.6wt%に達する高い貯蔵能をもつ。従って,それは水素貯蔵応用のための有望な候補である。しかし,その主な短所は,優に300°Cを越す高い脱離温度にあり,これはMg-H結合の高い安定性に関係し,これは高い水素化物形成エンタルピー(77kJ/mol)で表わされる。他の水素貯蔵化合物とのMg複合体の作成は,Mgの水素貯蔵特性を改善する有効な方法である。このため,アルゴン雰囲気下の高エネルギーボールミリングにより,Mg-50wt%ZrCrFe合金複合体を作成した。水素化サイクルの前後における複合体のX線回折研究は,Mgと合金の元素との間に金属間相の形成を示唆しなかった。走査型電子顕微鏡法に基づく形態の研究結果は,合金粒子がMg表面上に一様分布していることを示唆した。水素化後の粒子サイズ減少も見られた。複合体の水素化/脱水素化特性を調べるために,ダイナミックシステムでPCT測定を行った。この複合体の最大水素能は4.5wt%であった。室温から300°Cまでの温度域で反応機構を記録し,またVan’t Hoffプロットから熱力学パラメータを計算した。得られた結果から,室温まで冷却した場合に合金が水素とも反応し,一方,高温では合金が触媒の作用をすることが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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気体燃料の輸送,供給,貯蔵  ,  その他の金属組織学 
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