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J-GLOBAL ID:201202230045117572   整理番号:12A1549468

カブの新しい雌性不稔突然変異体の生理的,生化学的及び分子的解析

Physiological, biochemical, and molecular characterization of a new female sterile mutant in turnip
著者 (12件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 239-248  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: D0134C  ISSN: 0167-6903  CODEN: PGRED3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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発育不全雌しべを伴う雌性不稔植物が以前に高度自家授粉カブ近交系で観察された。正常野生型(WT) 植物との交差後代は雌しべ発育不全構造をうまく特徴付けることができる。そして,突然変異体はtpa(カブ雌しべ発育不全)と称した。詳細な形態学的調査は,tpa突然変異体は2つの表現型,部分的雌しべ発育不全(PAP)及び完全雌しべ発育不全(PAC)を包含することを示した。そして,本研究の最近の結果は,tpa形質は2つの劣性遺伝子に支配されることを示した(Wu et al. 2011)。本研究では,花器の比較から花冠の大きさ及び花弁,萼片,線状体及び葯長さ測定値がtpa及びWT植物間で有意差がないことが分かった。その後,活性酸素の代謝に関係する酵素(カタラーゼ,アスコルビン酸ペルオキシダーゼ及びグアヤコールペルオキシダーゼ)の活性,O2-生産速度のみならず過酸化水素及びマロンジアルデヒドの含量を試験し,WTよりtpa花器で全体的に高いことが分かった。しかし,反転は花茎では真実であった。ペルオキシダーゼ,チトクロームオキシダーゼ及びエステラーゼアイソザイムパターンの量的差異も異なる器官の間で検出された。これらの発見は,雌しべ発育不全はおそらくROS抗酸化酵素の不安定ホメオスタシスに関係することを示唆する。さらに,特異的バンドがRAPD分析によってtpa植物で排他的に認められた。配列決定及びブラスト処理の結果は,878-bp DNA断片が26S rDNAの5′ 末端付近のD1/D2/D3領域に位置することを示した。この研究は,現状に貴重な知識を追加して,雌性不稔誘導の生物学的メカニズムの解明に役立つ。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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野菜  ,  遺伝的変異 

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