文献

J-GLOBAL ID：201202230081251919   整理番号：12A1673709

河川水中の抗炎症剤の掃引-ミセル動電キャピラリークロマトグラフィーによる定量

DETERMINATION OF ANTI-INFLAMMATORY DRUGS IN RIVER WATER BY SWEEPING-MICELLAR ELECTROKINETIC CAPILLARY CHROMATOGRAPHY

著者 (4件)： MAIJO Irene (Rovira i Virgili Univ., Tarragona, ESP) ,  BORRULL Francesc (Rovira i Virgili Univ., Tarragona, ESP) ,  AGUILAR Carme (Rovira i Virgili Univ., Tarragona, ESP) ,  CALULL Marta (Rovira i Virgili Univ., Tarragona, ESP)
資料名： Journal of Liquid Chromatography & Related Technologies  (Journal of Liquid Chromatography & Related Technologies)
巻： 35  号： 13-16  ページ： 2134-2147  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： E0253B  ISSN： 1082-6076  CODEN： JLCTFC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,河川水中の5種の非ステロイド系抗炎症剤(イブプロフェン,フェノプロフェン,ナプロキセン,ジクロフェナクナトリウム,及びヘトプロフェン)のオンカラム掃引法による予備濃縮と分離に基づく掃引-ミセル動電キャピラリークロマトグラフィー(MEKC)による定量法を開発した。EOFの抑制のための酸性のバックグランド電解質の利用を提案した。最適な掃引条件下で,ピーク高さで298-401倍,ピーク面積で113-163倍の感度,及び1.2-2.5ng/mLの検出限界が観察された。得られた結果を通じて,筆者らは,MEKCにおける河川水や水道水中の非ステロイド系抗炎症剤の予備濃縮法としての掃引の潜在力を示した。今後,本法とスタッキング・プロトコルの組み合わせによる検出限界の向上に焦点を当てる。

シソーラス用語： *河川水 ,  水道水 ,  *非ステロイド系消炎薬 ,  *ミセル界面動電クロマトグラフィー ,  定量分析 ,  予備濃縮

分類 (2件)： 天然水のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04070J) ,  河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 河川水 ,  抗炎症剤 ,  掃引 ,  ミセル動電キャピラリークロマトグラフィー ,  定量