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J-GLOBAL ID:201202230135209530   整理番号:12A1226371

HS-SPME-GC-MSによるラテックス手袋及び風船からの揮発性ニトロソアミン類の模倣移行の評価

Evaluation of Simulant Migration of Volatile Nitrosamines from Latex Gloves and Balloons by HS-SPME-GC-MS
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 733-738  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: H0493A  ISSN: 0021-9665  CODEN: JCHSBZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ラテックス製品中には遺伝毒性のある発癌性物質とされるニトロソアミン類が見いだされており,手袋では汗,風船では唾液中にこれら成分が移行することが危惧される。そこで,製品からの揮発性ニトロソアミン類8種の人工汗や人工唾液への移行の様子の分析のために,ヘッドスペース-固相マイクロ抽出(HS-SPME)とガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)とを組み合わせた分析法を検討した。20mLの容器中,試料細片2gに人工汗又は人工唾液10mLを混合,汗の場合37°Cで4h,唾液の場合40°Cで1h撹拌し,その後,HP中にSPMEファイバー(カルボキセン-ポリジメチルシロキサン,75μm)を差し込み,試料採取後,250°Cで5min加熱脱着,GC-MSに供した。GC-MSはRtxカラム(30m×0.25mm,I.D.,膜厚0.25μm)で昇温分離後,電子イオン化(70eV),選択イオンモニタリング法を適用した。汗への移行ではサブng/gレベルの,唾液ではサブngからngレベルの検出限界を得た。直線性,回収率も良好で,表にまとめて報告した。市販品の試験に適用し,結果を報告した。
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分類 (2件):
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