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J-GLOBAL ID:201202230157261200   整理番号:12A0303316

慢性HBV感染症患者におけるOAS-1遺伝子のSNP rs2660と自然発生的HBeAgセロコンバージョンとの関係

Relationship between SNP rs2660 of OAS-1 Gene and Spontaneous HBeAg Seroconversion on Patients with Chronic HBV Infection
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 657-660  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2599A  ISSN: 1672-3554  CODEN: ZYXUEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】本研究の目的は,慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染症患者に関する,オリゴアデニル酸合成酵素遺伝子-1(OAS-1)の一塩基多型(SNP)rs2660と自然発生的HBeAgセロコンバージョンとの関係を調査することであった。【方法】血液サンプルを,慢性HBV感染症患者128名(HBeAg良性58名,HBeAb良性68名),およびとHBV感染症のない健常対照者72症例から採取した。染色体DNAを抽出し,OAS-1遺伝子を増幅させた。SNP遺伝子タイピングを,競争的分化型のポリメラーゼ鎖反応(CD-PCR)後に酵素免疫法(EIA)で施行した。オッズ比およびχ2乗検定を,統計解析で適用した。【結果】HBeAg陽性群において,GG+GAおよび対立遺伝子Gの遺伝子型の頻度は,それぞれSNP rs2660に関して29.3%(17/58)および16.4%(19/116)であった。それらは,HBeAb陽性群においてそれぞれ,47.1%(32/68)および28.7%(39/136)であり,対照群でそれぞれ,52.7%(38/72)および30.6%(44/144)であった。HBeAg陽性群とHBeAb陽性群または健常対照者群との間の差は,統計学的に有意であった(遺伝子型:P=0.042および0.007,対立遺伝子:P=0.021および0.008)。しかし,それらはHBeAg陽性群と正常な対照群との間に存在しなかった(遺伝子型:P=0.499,対立遺伝子:P=0.731)。【結論】自然発生的HBeAgセロコンバージョンを達成するため,OAS-1遺伝子のSNP rs2660に関する対立遺伝子Gは,慢性HBV感染症患者に有用である可能性がある。このSNPに関する遺伝子タイピングは,慢性HBV感染症に対し,インターフェロン療法にとり貴重であることを予測する可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 

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