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J-GLOBAL ID：201202230197246793   整理番号：12A1352820

各種有色米におけるアントシアニン色素の抗酸化分析並びに同定及び定量

Anti-oxidative analysis, and identification and quantification of anthocyanin pigments in different coloured rice

著者 (4件)： CHEN Xiao Qiong (Fac. of Life and Environmental Sciences, Prefectural Univ. of Hiroshima, 562 Nanatsuka, 727-0023 Shobara, JPN) ,  NAGAO Norio (Fac. of Life and Environmental Sciences, Prefectural Univ. of Hiroshima, 562 Nanatsuka, 727-0023 Shobara, JPN) ,  ITANI Tomio (Fac. of Life and Environmental Sciences, Prefectural Univ. of Hiroshima, 562 Nanatsuka, 727-0023 Shobara, JPN) ,  IRIFUNE Kohei (Fac. of Life and Environmental Sciences, Prefectural Univ. of Hiroshima, 562 Nanatsuka, 727-0023 Shobara, JPN)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 135  号： 4  ページ： 2783-2788  発行年： 2012年12月15日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有色米栽培品種からアントシアニン色素を分離し,高速液体クロマトグラフィー技術を用いて同定した。2種類の黒米(Asamurasaki及びOkunomurasaki)は,3種類の主要なアントシアニン,シアニジン3-グルコシド,ペオニジン3-グルコシド及びマルビジンを含んだ。Chinakuromai(黒米)は,さらに4番目のアントシアニン,ペツニジン3-グルコシドを含んだ。4種類の赤米栽培品種はマルビジンのみを含んだ。全アントシアニン含量は,黒米栽培品種間で大きく変動したが,赤米での変動は小さかった。全フェノール類含量は,黒米及び赤米で同様であった。活性酸素吸収能力は,赤米>黒米>緑色米>白米の序列であった。抗酸化能は,胚乳ではなく,主として種子鞘に由来した。アントシアニン色素は,赤米及び黒米栽培品種の全抗酸化能に対する寄与率は小さく,抗酸化能は主として他のフェノール類に由来することが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *米 ,  *アントシアニン ,  栽培品種 ,  品種差 ,  酸化防止 ,  フェノール類 ,  同定 ,  多価フェノール ,  ピラノシド ,  グルコシド ,  フェノールエーテル
準シソーラス用語： 活性酸素吸収能力 ,  *黒米 ,  *赤米

分類 (2件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (4件)： シアニジン3-グルコシド ,  マルビジン ,  ペオニジン3-グルコシド ,  ペツニジン3-グルコシド

タイトルに関連する用語 (6件)： 有色米 ,  アントシアニン色素 ,  酸化 ,  分析 ,  同定 ,  定量