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J-GLOBAL ID:201202230216643073   整理番号:12A0274351

堆肥からの抽出物の植物毒性の解析とその土壌病原性真菌を阻害してネコブセンチュウを減少させる能力

Phytotoxicity analysis of extracts from compost and their ability to inhibit soil-borne pathogenic fungi and reduce root-knot nematodes
著者 (6件):
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巻: 28  号:ページ: 1193-1201  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: T0482A  ISSN: 0959-3993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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堆肥抽出物は,主に土壌伝染病を抑制するために適用される新しい有機改良剤である。本研究では,堆肥抽出物の植物毒性について調べ,その病原性真菌に対する増殖阻害作用とネコブセンチュウに対する減少作用を解析した。ブタの糞尿およえびワラ堆肥からの抽出物の物理的,化学的および生物学的特性を解析した。堆肥からの直接的な抽出物(DEC),堆肥の通気発酵抽出物(AFEC)および堆肥の非通気発酵抽出物(NAFEC)の3種類の抽出物について調べた。全ての堆肥抽出物はレタスとクレスに対しては低い植物毒性を示し,AFECとNAFECはDECよりも強い植物毒性を示した。全ての堆肥抽出は,Rhizoctonia solania AG4以外の病原性真菌の増殖を強く阻害した。二季の期間中,3種類の堆肥抽出物によりトマトの根バイオマスはCK(水対照)よりも1.25-5.67倍増加し,AFECとNAFECはトマトの根の成長を最も良く促進した。3種類の堆肥抽出物を用いた時の根の卵塊と土壌線虫の密度の減少率は,それぞれ34.51-87.77%と30.92-51.37%であった。堆肥抽出物中の微生物集団は,病原性真菌の増殖の阻害の最も重要な因子であると思われた。細菌集団の多様性,病原性真菌の増殖阻害およびネコブセンチュウの減少の間に顕著な相関は認められなかった。本研究で得られた情報が堆肥抽出物の増殖促進と抑制効果に関する理解に加わることで,作物生産を高めるための助けになると思われる。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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し尿処理  ,  抗かび薬の基礎研究 

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