抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
北太平洋を航行する船舶に提供するための波浪モデルの高精度化のために,代表的な再解析データである,ERA40及びNCEPの風データを用いて北太平洋における波浪モデルの結果を比較した。北太平洋外洋域の観測値を用いてモデル値を検証すると,北太平洋中央部から東部にかけて両者とも観測値とよく対応することが示された。しかし,岸に近いと観測値との対応は沖合よりよくはない。日本沿岸においては,北太平洋外洋域と比較して観測値と対応がよくはない。季節によって観測値との対応も大きく異なり,両者のモデル値によっても異なる。これは,観測点の水深が浅いこと,風,陸岸地形などの局地的な影響かもしれない。