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J-GLOBAL ID:201202230278065190   整理番号:12A0646748

固体及び溶液におけるγ線照射キトサンの分子鎖切断の照射化学損傷収量への分子量の影響

Effect of molecular weight on radiation chemical degradation yield of chain scission of γ-irradiated chitosan in solid state and in aqueous solution
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 659-665  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: D0627A  ISSN: 0969-806X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イカ腱キチンから作製した分子量がそれぞれ471,207及び100kDaのキトサンA1,A2及びA3を,室温,固体及び溶液状態において種々の線量のγ線照射により損傷させた。分子鎖切断の照射化学損傷収量への分子量の効果と固体及び溶液状態におけるγ線照射キトサンの損傷速度定数を研究した。照射化学損傷収量G(s)及び損傷側との値を計算した。分子量の変化を毛細管粘度計によりモニタし,化学構造の変化は紫外分析で追った。結果によれば,キトサンの損傷は溶液中が固体状態より迅速であった。固体及び溶液状態のG(s)値はそれぞれ,A1に対しては1.1×10-8mol/J及び0.074×10-7mol/J,A2に対しては4.42×10-8mol/J及び0.28×10-7mol/J,そしてA3に対しては6.08×10-8mol/J及び0.38×10-7mol/Jであった。損傷速度定数は固体状態では0.41×10-5から2.1×10-5kGy-1の範囲であり,一方,溶液状態では13×10-5から68×10-5kGy-1の範囲であった。キトサンA3はA1及びA2より放射線分解に敏感であった。分子鎖切断収量G(s)及び損傷速度定数はキトサンの初期の分子量に大きく影響されているように見える。照射されたキトサンにおける構造変化は261及び295nmの吸収ピークの出現により示され,これはカルボニル基の形成に帰しえる。固液,双方の状態に対し,ピーク強度はA1及びA2よりA3がより高く,酸化的生成物はキトサンの分子量の増大とともに減少する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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放射線化学反応  ,  生体物質に対する影響  ,  多糖類 

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