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J-GLOBAL ID：201202230355436074   整理番号：12A1219912

PKAのRIBホロ酵素の局在と四次構造

Localization and quaternary structure of the PKA RIβ holoenzyme

著者 (9件)： ILOUZ Ronit (Univ. California at San Diego, CA) ,  BUBIS Jose (Simon Bolivar Univ., Caracas, VEN) ,  WU Jian (Univ. California at San Diego, CA) ,  YIM Yun Young (Univ. California at San Diego, CA) ,  DEAL Michael S. (Univ. California at San Diego, CA) ,  KORNEV Alexandr P. (Univ. California at San Diego, CA) ,  MA Yuliang (Univ. California at San Diego, CA) ,  BLUMENTHAL Donald K. (Univ. Utah, UT) ,  TAYLOR Susan S. (Univ. California at San Diego, CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 31  ページ： 12443-12448  発行年： 2012年07月31日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CAMP依存的蛋白質キナーゼ(PKA)による情報伝達の特異性は,ターゲッティングとアイソフォームの多様性の両者により現れる。不活性なPKAホロ酵素は2つの触媒(C)サブユニットを持ち,調節サブユニット(R)二量体をもつ(R₂:C₂)。RIα,RIIαおよびRIIβアイソフォームについては良く調べられているが,RIβについてはほとんど知られていない。本研究では,RIβがミトコンドリア選択的に多く,そしてその独特な生物学的重要さと機能的非縮重性とがその構造に相関しているものと考え,小角X線散乱分析を行った。その結果,RIβ₂:C₂の全体的な形はその最も近縁なホモログ,RIα₂:C₂とは異なることが分かった。全長RIβ₂:C₂結晶構造を通じてPKAホロ酵素複合体の全ドメインを可視化でき,そしてホロ酵素複合体のアイソフォーム特異的アセンブリーがいかにして異なる四次構造を作りうるのかを明らかにした。異なったアイソフォーム特異的PKAホロ酵素のシグナリングfociの創製がPKARIβの生物学的役割をさらに明らかにするとともに,PKAシグナリングのパラダイムを確立することに繋がる。

シソーラス用語： *タンパク質キナーゼA ,  ホロ酵素 ,  サブユニット ,  *四次構造 ,  ミトコンドリア ,  細胞内分布 ,  小角X線散乱 ,  結晶構造 ,  細胞情報伝達 ,  アロステリック効果 ,  構造活性相関 ,  分子生物学 ,  アミノ酸配列 ,  タンパク質合成 ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： 構造生物学 ,  蛋白質発現

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： PKA ,  ホロ酵素 ,  四次構造