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J-GLOBAL ID:201202230379120582   整理番号:12A1444723

透明電極としての酸化物/金属/酸化物の三層を用いたフレキシブル有機太陽電池

Flexible organic solar cells using an oxide/metal/oxide trilayer as transparent electrode
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  号: 11  ページ: 2221-2228  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W1352A  ISSN: 1566-1199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有機太陽電池(OSC)は,有機半導体の低コストで容易な処理特性を有する,クリーンで再生可能なエネルギー変換システムとして注目を集めてきた。インジウム・スズ酸化物(ITO)が,OSCにおいて透明導電性電極として一般的に使用されているが,インジウムのコスト上昇,高温プロセス,およびITOの乏しい柔軟性は,それをOSCの大規模なロール・ツー・ロール製造には不適合とする。本論文では,OSC中のITO電極を置き換えるために,MoO3/薄い金属/MoO3の三層構造を使用した。三層の光学的および電気的特性は,中間の金属層の材料と厚さに依存することを示した。ITOベースのデバイスに関する3.1%の最大効率と比較して,ポリ(3-ヘキシルチオフェン)(P3HT)と[6,6]-フェニル-C61-酪酸メチルエステル(PCBM)に基づくOSCに関して,人工の1sun AM1.5太陽照明の下で,最高2.5%の最大電力変換効率を達成した。さらに,三層構造の柔軟な性質のために,三層電極を持つOSCは良好な機械的柔軟性を示した。1.3cmの曲げ半径での500回の曲げサイクル後に,フレキシブルデバイスの効率は元の性能からわずか~6%しか減少しなかった。したがって,リジッド/フレキシブル基板上のITOを含まないデバイスの性能は,この酸化物/金属/酸化物の三層電極がOSCにおいて,有望なITOの代替品であることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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光伝導,光起電力  ,  太陽電池 
タイトルに関連する用語 (3件):
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