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J-GLOBAL ID：201202230387072210   整理番号：12A0078915

陽極電位でAISI316Lオーステナイトステンレス鋼のプラズマ窒化

Plasma nitriding of AISI 316L austenitic stainless steels at anodic potential

著者 (4件)： LI Y. ,  WANG L. ,  XU J. ,  ZHANG D.
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 206  号： 8-9  ページ： 2430-2437  発行年： 2012年01月15日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プラズマ窒化実験を450~540°Cの温度範囲でアンモニア雰囲気中でパルスDCグロー放電プラズマで4時間行った。このプロセスでは,AISI316Lオーステナイトステンレス鋼試料を陽極電位プレート上にセットした。窒化層の相組成,厚さ及び形態だけでなく,その表面硬さもX線回折,斜入射X線回折,光学顕微鏡,走査型電子顕微鏡及び微小硬度計で調べた。結果から,微構造と相組成は窒化温度に依存した。特に,3層構造から成る窒化層は510°Cと540°Cで窒化した試料に生成した。表面硬さ値と硬化層の厚さは窒化処理温度と共に増加した。また,未処理と窒化試料の腐食と摩耗特性を評価した。結果から,オーステナイトステンレス鋼の陽極プラズマ窒化は表面硬さと摩耗抵抗特性を耐食性を低下させることなく向上させる適切なプロセスであった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： オーステナイト鋼 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *イオン窒化 ,  窒化層 ,  アンモニア ,  プラズマ ,  グロー放電 ,  パルス ,  相組成 ,  層厚 ,  形態 ,  微小硬さ ,  温度依存性 ,  温度 ,  耐食性 ,  塩化ナトリウム ,  水溶液 ,  耐摩耗性 ,  アノード ,  電極電位
準シソーラス用語： *AISI316L ,  熱処理温度 ,  放電プラズマ ,  陽極電位

分類 (3件)： 表面硬化熱処理  (WC03030E) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  防食  (WB03040M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 陽極 ,  電位 ,  AISI316L ,  オーステナイトステンレス鋼 ,  プラズマ窒化