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J-GLOBAL ID:201202230496016885   整理番号:12A1262170

エンドサイトーシスアダプター蛋白質Disabled-2はフィブリノーゲンの細胞取込みに必要である

The endocytic adaptor protein Disabled-2 is required for cellular uptake of fibrinogen
著者 (9件):
資料名:
巻: 1823  号: 10  ページ: 1778-1788  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エンドサイトーシスアダプター蛋白質Disabled-2(DAB2)がアダプター特異的にフィブリノーゲン取込みを仲介するかどうかを調べた。研究モデルとして初代巨核球及び巨核球分化ヒト白血病K562細胞を用いて,フィブリノーゲン取込みがインテグリンαIIbβ3及びDAB2の発現と関係し,クラスリン依存性様式を介して仲介されることを見出した。従って,低分子干渉RNAによるDAB2の構成的かつ誘導性ノックダウンは,フィブリノーゲン取込みを各々53.2±9.8%及び59.0±10.7%減少させた。高張液中及びクラスリン阻害剤クロルプロマジンの存在下での細胞の培養は,クラスリン依存性エンドサイトーシスを消失させ,フィブリノーゲン取込みを減少させた。これらの発見と一致して,細胞DAB2の72.2±0.2%はクラスリンと共局在し,一方,内部移行したフィブリノーゲンの56.4±4.1%及び54.6±2.0%は各々クラスリン及びDAB2と共局在した。DAB2がアダプター特異的にフィブリノーゲン取込みを仲介するかどうかを調べるために,アダプター蛋白質2(AP-2)のノックダウンあるいはAP-2/DAB2二重ノックダウンを持つK562安定細胞を構築した。AP-2ノックダウン細胞は正常なフィブリノーゲン取込み活性を誘起したが,コラーゲンの取込みは減少した。さらに,コラーゲン取込みはDAB2/AP-2ノックダウン細胞においてさらに減少した。従って,これらの発見からフィブリノーゲン取込みの制御におけるアダプター特異的機構を明らかにし,DAB2がフィブリノーゲン内部移行を仲介するためのクラスリン関連エンドサイトーシス複合体における重要なアダプターであることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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