文献

J-GLOBAL ID：201202230534081815   整理番号：12A1215400

二光子低温顕微鏡

Two-photon cryomicroscope

著者 (4件)： BREUNIG H. G. (JenLab GmbH, Saarbruecken, DEU) ,  KOEHLER C. (JenLab GmbH, Saarbruecken, DEU) ,  KOENIG K. (JenLab GmbH, Saarbruecken, DEU) ,  KOENIG K. (Saarland Univ., Saarbruecken, DEU)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 8225  ページ： 822516.1-822516.7  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近では低温での細胞や組織の凍結保存が,試料の長期貯蔵のための一般的方法となっている。本研究では,可動温度調節可能ステージを組み合わせた小型レーザ走査顕微鏡の構成の2光子低温顕微鏡を開発した。本装置では,検体を,0.01K/分~150K/分の速度で-196°C(77K)まで冷却,または600°C(873K)まで加熱可能である。本装置により,氷中の蛍光マイクロスフェアのイメージングでは,凍結検体中の深部顕微鏡イメージングが可能で,コラーゲンネットワークの温度依存性構造完全性をブタ角膜由来の第2高調波発生(SHG)発生シグナルの検出によりモニタできた。同測定では,角膜コラーゲンの水和状態に対するコラーゲン変性温度の依存性も明らかとなった。本装置は,凍結融解処理の最適化や凍結細胞や組織の生存率評価にも応用可能と考えられる。

シソーラス用語： 走査光学顕微鏡 ,  *光学顕微鏡法 ,  多光子励起 ,  *コラーゲン ,  ブタ ,  角膜 ,  温度依存性 ,  二光子過程 ,  *画像分析 ,  光学顕微鏡 ,  低温 ,  熱変性 ,  第二高調波発生 ,  *分子イメージング
準シソーラス用語： レーザー走査顕微鏡 ,  二光子励起蛍光顕微鏡

分類 (1件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 二光子 ,  低温 ,  顕微鏡