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J-GLOBAL ID:201202230569254658   整理番号:12A0105070

オリーブ工場廃水からのフェノール化合物の除去における光触媒分解と吸着プロセスとの相乗作用

Synergetic effect between photocatalytic degradation and adsorption processes on the removal of phenolic compounds from olive mill wastewater
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 789-798  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2つのフェノール化合物,p-クマル酸とカフェイン酸の光触媒分解をTiO2と粉末活性炭(PAC)の懸濁混合物によって行なった(pH=3.4と8で)。吸着,直接光分解と光触媒分解を各種pHとUV光源(太陽光対365nmのUVランプ)下で調べた。連続光触媒試験でこの触媒混合物を再利用するための可能性を同様に調べた。太陽光と365nmの人工光下でのカフェイン酸の直接光分解の量子収量をそれぞれ0.005と0.011と計算した(始めて)。吸着あるいは光触媒反応による汚染物質の高い除去率が低いpH(pH4)で得られた。さらに,PACの添加がフェノール化合物の除去効率を増加させた。TiO2とPACの両方が存在した場合にのみ,3回の連続試験での溶液からの汚染物質の速い除去が得られた。これは,中程度のフェノール濃度で,共吸着剤としてのPACの存在がTiO2触媒の表面触媒毒を低減し,したがってフェノール汚染物質の光触媒反応分解を改善すると示唆する。TiO2,PACと,TiO2とPACの組合せ混合物へのカフェイン酸あるいはp-クマル酸の吸着平衡はLangmuir等温線モデルに従う。PAC/TiO2混合物とオリーブ工場廃水(嫌気性処理で1/10に希釈した)による試験で,化学的酸素要求量(COD)よりポリフェノールの除去率が高いことを示した。TiO2とPACの懸濁混合物の存在下で,365nmの光照射(7.6W/m2)への曝露の24時間後に得られた全ポリフェノールの除去率が87%とCODの58%と比べて高く,ポリフェノールの「自己選択性」を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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下水,廃水の化学的処理  ,  その他の汚染原因物質  ,  廃水処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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