文献

J-GLOBAL ID：201202230651555216   整理番号：12A1391046

持続社会を支える粉体技術の創成 食品マイクロカプセルの機能性を制御する乾燥粉末化プロセスの開発

著者 (1件)： 中川究也 (兵庫県大 大学院工学研究科 ナノ・マイクロ構造科学研究セ)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 57  号： 10  ページ： 787-792  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カプセル化とは,何らかの機能を有する有用物質を他の物質でコーティングする技術の総称である。近年ではマイクロカプセル化の手法は,様々なプロセス(噴霧冷却,流動層コーティング,押出プロセス,コアセルベーションなど)と用途(顔料,医薬,食品,化粧品など)に利用されている。本稿では,凍結プロセスを利用した新しいマイクロカプセル化プロセスの事例を紹介した。1)マイクロカプセル化,2)マイクロカプセル化プロセス:噴霧乾燥と選択拡散,凍結乾燥と選択拡散・微小領域形成,マイクロカプセル化プロセスとしての複合コアセルベーション,2)新しいマイクロカプセル化プロセスの開発:凍結コアセルベーションの提案と検討,凍結濃縮相内部でのナノ粒子形成。

シソーラス用語： *食品工業 ,  カプセル封じ ,  粉体工学 ,  粉体 ,  乾燥 ,  噴霧乾燥 ,  凍結乾燥 ,  *マイクロカプセル ,  コアセルベート ,  ナノ粒子 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  冷凍濃縮 ,  拡散 ,  ゼラチン ,  相分離 ,  調整 ,  乳濁液 ,  構造 ,  カロチノイド ,  コアシェル構造
準シソーラス用語： カプセル化【物質】 ,  乾燥粉末 ,  コアセルベーション ,  pH調整

分類 (1件)： 食品の乾燥  (FJ03040T)

物質索引 (1件)： β-カロチン

タイトルに関連する用語 (9件)： 社会 ,  粉体技術 ,  創成 ,  食品 ,  マイクロカプセル ,  機能性 ,  乾燥粉末 ,  プロセス ,  開発