抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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3次元データをより有効活用できるCAMとして「iBlueCLIKS」を開発した。金型のアセンブリデータから製作部品と購入部品に分類し,各製作部品に合わせて加工段取りを定義する「アセンブリ分解」機能を開発した。蓄積した分解条件に従って必要な製作部品を抽出し,それぞれの部品に対し表段取り,裏段取りを定義する。この分解条件は,「部品情報」と「段取り情報」にて構成される。複雑な加工面に対し,システムが自動的に加工方法を設定することでオペレーターの作業負荷を軽減できる。iBlueCLIKSは履歴情報ではなく形状情報から加工属性の自動設定を行う。形状情報として,色による加工属性判別に加え,加工面形状,周囲形状から加工属性を判別するナレッジ機能を採用した。データ作成工数の半減に至る改善には,自動化機能のほか,「操作性向上」,「5軸加工の標準機能化」,「CATIA V5の高度なモデリング機能を利用した加工補助面の作成」がある。自動化強化の利点を活用できる分野として,NCデータをもとに見積りを作成する機能に発展させた。