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J-GLOBAL ID:201202230696410545   整理番号:12A1656318

堆積岩質地殻と花崗岩類縁岩石による金属鉱化作用:環日本海地域,中央アンデスとオーストラリア南東部の地質構造史からの例証

Sedimentary Crust and Metallogeny of Granitoid Affinity: Implications from the Geotectonic Histories of the Circum-Japan Sea Region, Central Andes and Southeastern Australia
著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 329-351  発行年: 2012年 
JST資料番号: W1919A  ISSN: 1344-1698  CODEN: REGEFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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沈降帯,大陸断裂帯,衝突大陸縁乱泥流扇状地などの厚い堆積岩地殻で生成する花崗岩類縁マグマは概して還元性タイプであるが,一部に酸化性を示す部分がある。安定大陸では地殻堆積物が薄く,花崗岩類縁岩石マグマとそれに関与する金属鉱床の生成に重要な役割を果たしていない。酸化性の低いマグマではCuは硫化物に分配されて残液に濃集せず,酸化性の強いマグマではSnは磁鉄鉱あるいは楔石に分配されて濃集しない。堆積岩が充分成熟していればSn鉱化作用を伴うSタイプ花崗岩になる。酸化性タイプのマグマは斑岩Cuおよび他の種類の金属鉱化作用を伴い,火成岩質地殻あるいは厚い堆積岩質地殻における火成活動により生成され,酸化性の沈降帯玄武岩質マグマが,そこで生成する花崗岩類縁岩石マグマのfO2条件を強化している。環日本海地域は酸化性が不十分で斑岩銅鉱は見られないが,アンデス地域の単調な収束性マージンにおける度重なる火成活動は,斑岩Cu鉱化作用に好都合である。
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分類 (3件):
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鉱床成因論  ,  堆積環境,層相  ,  岩石成因論 
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