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J-GLOBAL ID：201202230706605820   整理番号：12A0925340

連続Couette-Taylor晶析装置におけるGMPの相転移の多重供給法

Multiple Feeding Strategy for Phase Transformation of GMP in Continuous Couette-Taylor Crystallizer

著者 (3件)： NGUYEN Anh-Tuan (Kyung Hee Univ., Yongin-Si, KOR) ,  JOO Yong Lak (Cornell Univ., New York, USA) ,  KIM Woo-Sik (Kyung Hee Univ., Yongin-Si, KOR)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 12  号： 6  ページ： 2780-2788  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Couette-Taylor(CT)晶析装置中のグアノシン5-一リン酸(GMP)の相転移におけるCTの多重供給効果を研究した。従来の簡単な供給モードと比較して,GMP溶液と抗可溶性のメタノールを配分供給するモードによると相転移に有利ないくつかの結果が生じた。即ち,晶析装置の各部分における過飽和レベル,滞留時間,および物質移動速度を局所的に調整できる。配分供給によって,この装置の初めの範囲における平均滞留時間は従来の供給モードより長くなり,過飽和レベルは低くなった。その結果,この範囲で沈殿することなく多くの無定形GMPが水和結晶に変換した。これらの結晶は装置の次の範囲で相転移した。しかし,このような配分供給も相転移に対していくつかの不利な状態を作り出してしまうことがわかった。無定形GMPは連続的に生成され,次の範囲における平均滞留時間が短縮された。それ故,各範囲における最適の配分比が必要となる。供給モードIVをF₁/F₂/F₃=0.5:0.44:0.06にすると,平均2.5分の滞留時間の完全な相転移に達した。結論として,この多重供給法は結晶サイズや回収に関して重大な損失がなくGMP水和物結晶を生成するために有効であることがわかった。

シソーラス用語： *晶析装置 ,  溶液成長 ,  溶媒 ,  供給 ,  飽和度 ,  滞留時間 ,  物質移動 ,  *相転移 ,  非晶質 ,  *結晶化 ,  水和 ,  結晶粒度 ,  グアニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *Couette-Taylor連続晶析装置 ,  反溶媒 ,  過飽和度

分類 (3件)： 晶析  (XD02070T) ,  有機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  (CB03016J) ,  有機化合物の結晶成長  (BK13070E)

物質索引 (2件)： グアノシン5′-りん酸 ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： 晶析装置 ,  GMP ,  相転移 ,  多重