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J-GLOBAL ID：201202230886389224   整理番号：12A1439830

2ユーザSISO干渉チャネルでの不適切ガウスシグナリング

Improper Gaussian Signaling on the Two-User SISO Interference Channel

著者 (2件)： HO Zuleita K.M. (Dresden Univ. Technol., DEU) ,  JORSWIECK Eduard (Dresden Univ. Technol., DEU)
資料名： IEEE Transactions on Wireless Communications  (IEEE Transactions on Wireless Communications)
巻： 11  号： 9  ページ： 3194-3203  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： W1329A  ISSN： 1536-1276  CODEN： ITWCAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SISO干渉チャネルにおいて,従来の非協調法は他プレイヤによるあるいは他プレーヤに対して起きる性能不足を無視しながら,伝送データ速度を自己中心的に最大とするプレイヤを助長させている。適切な複素ガウス雑音の場合,最大エントロピー理論では最良応答法は対称複素ガウスシンボルの適切な信号を使って伝送することと示されている。しかし,この均衡は干渉の飽和により自由度零に至る。非対称複素ガウスシンボルの非適切な信号を使うと更なる最大化の自由度が利用できる。本論では複素ガウスシンボルの実部と虚部が相関を持ち,異なる電力を持つ適切なガウスシンボルの仮定が緩和されたとき実現できるレート域を検討した。まず,非協調法を使った実現レート速度域を適切でないシグナリングを使った非協調ゲームのナッシュ均衡を計算することで明らかにした。さらにプレーヤ間の協調を仮定し,適切でないランク1信号の利用を簡便さの点において提案した。簡便ではあるが,ランク1信号は最適総レートに近い。非適切なランク1信号のパレート境界,実現レート域の外境界を求め,非ゼロフォーシング法を使ってパレート境界のクローズド解を計算した。

シソーラス用語： 無線伝送 ,  *通信方式 ,  *電磁波干渉 ,  *Gauss雑音 ,  最大エントロピー法 ,  自由度 ,  複素数 ,  協力ゲーム ,  Nash均衡 ,  等化
準シソーラス用語： *SISO ,  ゼロフォーシング ,  非協力ゲーム

分類 (1件)： 無線通信一般  (ND08010L)

タイトルに関連する用語 (2件)： SISO ,  干渉チャネル