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J-GLOBAL ID:201202230908608065   整理番号:12A0087786

高齢者の味覚,摂食機能の低下とその対策

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巻: 53  号:ページ: 22-29  発行年: 2012年01月01日 
JST資料番号: F0122A  ISSN: 0911-2278  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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摂食機能についても加齢現象は存在するが,それが必ずしも高齢者の問題となる「誤嚥」や「肺炎」につながるわけではなく,そこには原因となる疾患(いわゆる脳卒中,脳腫瘍,外傷,認知症など)や背景がある。高齢者の生理機能と病態生理を理解し,対処するための基礎知識について紹介した。加齢とともに残存歯の数が減り,全身の筋力低下とともに起る咀嚼力の低下が直接「高齢者は柔らかいものを食べた方がよい」ということにはならない。味細胞は約10日で次々に作られるので味細胞に老化はない。おいしさを感じるためには,咀嚼をして唾液分泌を促すことが重要である。刺激に伴って分泌される唾液の量には年齢による差がないとの報告がある。よく噛み(咀嚼・唾液反射),よく味わい(味覚反射),おいしいものを想像して唾液を出す(味覚の条件反射)を考慮することが,摂食機能を考えるうえで重要となる。その他,嚥下反射を引き起こすタイミング,喉頭下垂と嚥下機能,高齢者の口腔乾燥と嚥下機能,口腔ケアの意義,について記述した。
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分類 (2件):
分類
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食品一般  ,  食品工業一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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