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J-GLOBAL ID：201202230933107151   整理番号：12A1306589

物流業界の動向 首都圏における物流施設の立地とその方向性

著者 (1件)： 兵藤哲朗 (東京海洋大 海洋工)
資料名： 産業立地  (Industrial Location)
巻： 51  号： 5  ページ： 9-14  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： Y0617A  ISSN： 0387-1703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 第4回東京都市圏物資流動調査の分析結果を中心に首都圏物流施設の立地について,施設配置のあり方や考慮すべき点を論考する。品目別物流施設の立地動向・規模の集計は立地誘致に有用である。東京駅からの距離帯別に年代別の立地件数を密度関数を推定し描くと,物流施設は外環と圏央道周辺に多く立地する傾向を示す。業種別では製造業は湾岸地域の立地が主で,運送業は外環道周辺,倉庫業・卸売業は郊外立地の傾向が強い。立地傾向を定量的に把握可能な,非集計ロジットモデルを立地モデルに適用した。モデルパラメータの推定結果を用い「物流施設の立地ポテンシャル」を推計することにより将来の動向を補足することが可能である。次回調査の課題を考察する。

シソーラス用語： 運輸業 ,  *都市圏 ,  需要動向 ,  *流通センタ ,  *立地条件 ,  *市場調査 ,  食品 ,  印刷物 ,  電気機械 ,  精密機械 ,  経時変化 ,  東京都 ,  距離 ,  倉庫 ,  製造業 ,  卸売 ,  空間分布 ,  環状道路
準シソーラス用語： *首都圏 ,  *物流施設 ,  物質流動調査

分類 (2件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S) ,  工場,発電所,運輸・倉庫建築  (RB05060R)

引用文献 (3件)：

• 1)東京都市圏交通計画協議会,「物流からみた東京都市圏の望ましい総合都市交通体系のあり方」,2006年http://www.tokyo-pt.jp/press/h1805_shiryo.html
• 2)萩野保克,遠藤弘太郎,"立地選択モデルを用いた東京都市圏における物流施設の立地ポテンシャル分析",土木計画学研究・論文集,No.24, pp.103-110,2007年
• 3)萩野保克,"都市の物流施策のための物流施設立地および大型貨物車経路のモデリングに関する研究",東京海洋大学博士論文,2012年

タイトルに関連する用語 (6件)： 物流 ,  動向 ,  首都圏 ,  物流施設 ,  立地 ,  方向性