抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ゼラチン被覆ポリ(エチレンテレフタル酸)(GC-PET)での水の動的濡れ性を広範囲の速度での強制的濡れによって調べ,非修飾PETによって得られた以前の結果と比べた。結果を動的濡れ性(MKT)の分子速度論に従って解析した。いずれの物質も複雑な挙動を示し,低速と高速でモードが異なった。GC-PETでのこの挙動は,基板の水との接触時の濡れ性の迅速な変化,具体的に言えば,疎水性から親水性への表面分子の特異な変換に起因する。これは,1つのモードからもう一方のモードへの円滑な濡れ転移をもたらす。PETで2つのモードを示す挙動は,高速で目立たない基板の極性サイトとの相互作用によって支配される低速での動的挙動と共に,表面の不均一性に起因する。この場合,転移は不連続である。これらの挙動は,液体と接触する際に,物理化学的変換が固体表面で起こるすべての濡れ過程の研究での一般的な成り行きである。同様の知見が自発的な濡れから得られることは考えられない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.