文献
J-GLOBAL ID:201202230949199528   整理番号:12A1522554

乳歯の歯髄中の幹細胞

Stem Cells in Dental Pulp of Deciduous Teeth
著者 (2件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 129-138  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W2257A  ISSN: 1937-3368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
乳歯幹細胞(DTSC)の起源,単離法,フェノタイプ,分化と再生応用を解説した。DTSCは胎児起源や自己再生,特異マーカー発現パターン,多能性から神経冠幹細胞と同等であることを示した。DTSC単離法では乳歯から剥離した幹細胞(SHED)と未成熟歯髄幹細胞(IDPSC)の単離プロトコールを示し,フローサイトメトリーによる免疫フェノタイプ解析からSHEDは9%のSTRO-1を含有する不均一集団で,IDPSCは92~98%均一なCD105,CD73,CD29,CD44陽性細胞の集団であることを示した。DTSCはレチノイン酸や成長因子のような化学的誘導剤によって骨芽細胞性,脂肪細胞性分化を示し,神経球様クラスター形成や神経細胞様細胞,膵臓細胞への分化も示した。生体内ではSHEDは異所性象牙質様組織や骨の形成を誘導したり,細胞や構造が似た歯髄様組織を構築した。DTSC移植により骨欠損が修復でき,IDPSCの使用がより効果的なことを示した。目も歯髄と同様神経冠細胞由来で,その表面再生でも損傷角膜表面上でIDPSCが増殖,分化し,再生可能なことを示した。筋ジストロフィーやエリテマトーデス,神経損傷でも免疫調節性や運動の改善の可能性を示した。永久歯幹細胞よりもDTSCの方が細胞増殖関連因子,成長因子,コラーゲンやプロテオグリカンの発現が維持されており,DTSCに基づく再生治療への応用可能性を示唆した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
口腔,食道  ,  発生と分化 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る