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J-GLOBAL ID:201202230961964833   整理番号:12A0859728

量子神経理論の基礎:古典と量子力学的情報 古典的情報理論から量子情報力学へ

著者 (3件):
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巻: 14  号:ページ: 71-76  発行年: 2012年05月30日 
JST資料番号: L3953A  ISSN: 1345-1537  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは以前に電動や干渉を担う量子的な実体としてポラリトンを用いるモデルを提案し,軸索やシナプス間の電磁力学的な量子干渉効果を経路積分法を用いて記述した。本論文では,古典的ベイズ定理における事象Akであるときに事象Bが発生する確率P(B|Ak)が古典確率の伝播関数と考えられることを示し,経路積分法を用いて量子力学的な記述を試みた。「期待値として古典的ベイズ定理が再現される」ことが求められるので,ベイズ定理の確率を演算子化して状態ベクトルと内積を計算することで量子ベイズ形式を得られる。その状態はn個の純状態ベクトル|Ak>が終状態|Bk>に集まり,混合状態ベクトルを形成するモデルとなり,ニューロン収束の模式図に読み替えることができる。量子ベイズ形式は確率振幅の演算によって書き換えられ,複素数で表現された展開係数が存在するので位相や振動数が異なるポラリトンの波が干渉して量子的効果が生じる。ポラリトンのシュレディンガー方程式に従い,ポラリトンがBに至ることでエファプスのような軸索間の干渉や神経終板,シナプスといった量子混合状態を構成することを示した。また,量子ベイズ形式は干渉項が存在する点で古典的ベイズ形式と異なるので,古典的ベイズ形式が量子的ベイズ形式の特殊な場合に過ぎないことを論じた。
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分類 (3件):
分類
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システム・制御理論一般  ,  数値計算  ,  量子力学一般 
引用文献 (9件):
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