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J-GLOBAL ID:201202230966831041   整理番号:12A0477406

第一胃内の遊離及び付着細菌の組成:遊離細菌を参照試料としてまた15Nを標識として用いて得た微生物からの栄養素供給推定値の不正確度

Composition of free and adherent ruminal bacteria: inaccuracy of the microbial nutrient supply estimates obtained using free bacteria as reference samples and 15N as the marker
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 468-475  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: W1725B  ISSN: 1751-7311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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固体関連細菌(SAB)の15N濃縮を液体関連細菌(LAB)の15N濃縮から予測できるといわれているが,このことを確認し,LABを参照試料としたときのSABからの栄養素提供の誤差を測定するために,第一胃にカニューレを装着した雄羊3頭の各種群について行った4実験で両細菌集団の化学及びアミノ酸組成を調べた。飼料(実験1及び4において1飼料のみ,実験2及び3においては3飼料)の茎葉飼料対濃厚飼料比(乾物換算)は2:1及び40:60で,摂取量は40~75g/kg体重0.75(乾物換算)とした。細菌試料は,(15NH4)2SO4(実験1~4においてそれぞれ40,18,30及び25mg15N/日)の少なくとも14日間の連続注入後に採取した。全実験において,SABでLABよりも常に有機物及び脂質濃度が高かったが,粗蛋白質濃度は実験3においてSABでLABよりも高かった以外は同様であった。SABではLABよりも常に(実験4においては傾向として)アミノ酸N/総N比が高かった。15N濃縮はSABでLABよりも少なかった。これらの結果から,全実験においてSABとLABとの間で15N濃縮に密接な相関があることが分かった。この相関性を実験1及び2において実証し,実験3及び4において確認した。SABとLABとの間のこれらの相関性から,SABからの粗蛋白質供給がLABに比べて平均21.2%過小評価されていることが分かった。SABとLABとの間でアミノ酸プロファイルに大きな差があった。15Nを標識として得た予測方程式は,LABを参照試料として習慣的に用いることに関連した誤差を修正し,また微生物から反芻動物への栄養素供給のより正確な推定値を得ることに利用できる可能性がある。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
羊,山羊  ,  胃  ,  微生物生理一般 

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