抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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今回は,バルブ・蛇口・メーターの歴史およびその製作者について記した。最古のバルブコックの出土品は,ミノア文明(紀元前3~2千年)の木製コックだった。日本へのバルブの到来は,幕末に入ってきた蒸気車や軍艦に組み込まれたバルブだった。ハンドルを回せば水が出る今日的な蛇口(単水栓)は,日本には近代水道開設に当たって輸入された。数千年前,古代オリエントでは,ナイル川の流量を水位計で計測したとされている。最初の水道メーターは,1825年に作られたバケットメーターだろうと言われている。日本における最初の水道メータは,明治31年ドイツ国シーメンス社から購入した口径12~250mmのメーターだった。本文では,バルブ作りと水道メーター作りの日本人にも言及していた。