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J-GLOBAL ID:201202230999817796   整理番号:12A1650988

鶏肉とニワトリやウズラの屠畜体から単離したSalmonella entericaにおける抗生物質抵抗性の表現型と遺伝子型の特徴

Phenotypic and genotypic features of antibiotic resistance in Salmonella enterica isolated from chicken meat and chicken and quail carcasses
著者 (6件):
資料名:
巻: 160  号:ページ: 16-23  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イタリアの鶏肉とニワトリやウズラの屠畜体から単離したSalmonella enterica 123分離株の抗生物質抵抗性を,抗菌物質(アンピシリン,ゲンタマイシン,スルファメトキサゾール,テトラサイクリン)感受性率表と抗生物質抵抗性関連遺伝子(pse-1,ant(3”)-Ia,qacEΔI,sul-1,tetA,tetB,tetG)のPCR増幅により調べた。最も多く単離された血清型は,S.Virchow(24.4%),S.Enteritidis(17.1%),S.Typhimurium(15.4%)であった。ニワトリ屠畜体からの分離株は,86.1%がテトラサイクリン抵抗性であったが,30.5%はアンピシリン,スルファメトキサゾール,テトラサイクリンに対する表現型多剤抵抗性を示した。多剤抵抗性パターンのant(3”)-Ia/sul-1/tetA+tetBは分離株の11.1%で検出された。ウズラ屠畜体からの分離株は,89.2%がスルファメトキサゾール抵抗性を示し,24.3%がアンピシリン,ゲンタマイシン,スルファメトキサゾール,テトラサイクリンに対する表現型多剤抵抗性を示した。完全遺伝子型プロフィル(pse-1,ant(3”)-Ia,qacEΔIとsul-1,tetA,tetB,tetG)は分離株の27.0%で得られた。これらの分離株の内で,S.Typhimuriumは遺伝子型pse-1/ant(3”)-Ia/sul-1/tetG及びpse-1/ant(3”)-Ia/sul-1/tetA+tetGを示した。鶏肉からの分離株は,60%がテトラサイクリン抵抗性であり,36.0%がアンピシリン,スルファメトキサゾール,テトラサイクリンに対する表現型多剤抵抗性を示した。S.Enteritidisの1分離株だけは完全遺伝子型パターンpse-1/ant(3”)-Ia/sul-1/tetGを含んでいた。3抗生物質に対して多剤抵抗性を示す分離株の大半(40.0%)は鶏肉から分離された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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食品の汚染  ,  食肉一般 

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