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J-GLOBAL ID:201202231030557637   整理番号:12A0763793

河川内溶存酸素と再曝気係数を推定するためのVARTモデルに基づく方法

VART Model-Based Method for Estimation of Instream Dissolved Oxygen and Reaeration Coefficient
著者 (2件):
資料名:
巻: 138  号:ページ: 518-524  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: D0422A  ISSN: 0733-9372  CODEN: JOEEDU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水圏生態系の植物相と動物相を維持するには溶存酸素(DO)が不可欠である。表面再曝気機構を通じたDO補充は,一般に再曝気係数(K2)を用いて記述される。本稿は,河川内DOのモデリングとK2の推定への新しいアプローチについて述べる。新しいアプローチはVariable Residence Time(VART)モデルの拡張と逆モデリングの最適化アルゴリズムを含む。本稿ではVATモデルを修正し,空気-水境界全体でのDO再曝気機構を取り込んだVART-DOモデルとした。VART-DOモデルの主な利点は,空気-水交換に加えて,ハイポレック交換(hyporheic exchange)メカニズムを通した水-底質界面を通じたDO交換をシミュレーションできる点である。感度分析を行ない,DOモデリングに対する重要なモデルパラメータの相対的重要性を検討した。K2値は分散係数とともに顕著に増大することが分った。パラメータK2の推定を最適化するためsimplex-simulated annealingと遺伝的アルゴリズムを用いた。VART-DOモデルからの最適化K2値の既存の実験式からのK2値を比較したとき,分散とhyporheic exchange機構のDOへの影響を考慮に入れたとき,K2値は1.5~6倍増加することを明らかにした。VART-DOモデルからの結果は,小川や河川におけるDO変化への新たな手掛かりを与える。VART-DOモデルはまた,DOについての最大1日許容負荷(TMDL)計算に一般的で効果的なツールを提供する。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
河川汚濁  ,  水質管理 

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