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J-GLOBAL ID:201202231034099544   整理番号:12A1577702

地球大気における宇宙塵

Cosmic dust in the earth’s atmosphere
著者 (1件):
資料名:
巻: 41  号: 19  ページ: 6507-6518  発行年: 2012年10月07日 
JST資料番号: D0479B  ISSN: 0306-0012  CODEN: CSRVBR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本総説は,地球大気への宇宙塵の供給量と地表から100km上空での影響を考察する。黄道雲観測と人工衛星ダスト検出器での測定によると,宇宙空間から100-300トン/日のダスト粒子が供給されてきている。このダスト供給は極域氷コアや深海堆積物中へ,宇宙塵に濃縮された元素(Ir,Pt,Os,超常磁性Fe)の蓄積をもたらす。対照的に,レーダー,ライダー,航空機観測,衛星リモートセンシングによる中層大気における観測では,宇宙塵の供給量は5-50トン/日である。この大きなかい離には二つの理由がある。第一は,もし上限値が正しいとするならば,中層大気における物質の鉛直輸送は一般的に考えられているよりも速く,一方で,下限値が正しいとすると,太陽系におけるダスト進化や中層大気から地表への輸送に関する理解を変更しなくてはならない。第二は,宇宙塵が高速で大気中へ侵入すると,顕著なアブレーションを引き起こす。大気中への宇宙塵にともなう金属供給は下記の様な現象に影響を与える。夜光雲核の形成,気候変動マーカーである成層圏エアロゾルやO3化学への影響,硫酸塩エアロゾルの増化による成層圏冷却とジオエンジニアリング,気候変動に対するフィードバック効果が期待されるプランクトン類に利用可能なFeの海洋への施肥。
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分類 (3件):
分類
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極光  ,  電離層・熱圏  ,  流星,すい星,いん石 
タイトルに関連する用語 (2件):
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