文献
J-GLOBAL ID:201202231108461836   整理番号:12A1503225

ボロールで官能基化されたフェロセンの合成,構造,および反応性

Synthesis, Structure, and Reactivity of Borole-Functionalized Ferrocenes
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号: 37  ページ: 11732-11746  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高ボロール/フェロセン比の新規なフェロセニルボロールを報告する。第一のフェロセニルボロールはフェロセンの1,1′位それぞれにテトラフェニルボロール-1-イル置換基を持つ構造[Fc(BC4Ph4)]で(ここにFcは(η5-C5H5)Fe(η5-C5H5)),前駆体[Fc(BBr2)2]とMe2Sn(C4Ph4)間のほう素-すず交換反応で合成した。B-Fe-B間には顕著な結合性相互作用があり,二つのボロール環の共役がB原子上のLewis酸性を増強している。これをLi(またはNa)ナフタレニドで還元すると,モノ置換フェロセニルボロールの同種還元に見るシクロペンタジエニル環との位置交換によってボロール環が鉄原子に配位した化学種ではなく,B-Fe-B間の結合性相互作用を失ったテトラアニオンのLi(またはNa)塩を与えた。第二のフェロセニルボロールは初め,前駆体[Fc(BBr2)4]とMe2Sn(C4Ph4)間のほう素-すず交換反応でフェロセンの1,1′,3,3′位を全てフェニルボロール-1-イル置換した構造を企図したが立体混雑のために果たせず,1,1′二置換体の3位と3′位間を-B-C=C-B-で架橋したansa-構造の分子として得た成績体である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
付加反応,脱離反応  ,  有機鉄化合物  ,  配位化合物一般 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る