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J-GLOBAL ID：201202231114655634   整理番号：12A1726920

チラコイドは健康なヒトで満腹感を促進する。代謝効果とメカニズム

Thylakoids Promote Satiety in Healthy Humans. Metabolic Effects and Mechanisms

著者 (7件)： ERLANSON-ALBERTSSON Charlotte (Unit, Lund Univ., Lund, SWE) ,  ALBERTSSON Per-Ake (Lund Univ., Lund, SWE) ,  GUSTAFSSON Karolina (Unit, Lund Univ., Lund, SWE) ,  MONTELIUS Caroline (Unit, Lund Univ., Lund, SWE) ,  EMEK Sinan C. (Lund Univ., Lund, SWE) ,  KOEHNKE Rickard (Unit, Lund Univ., Lund, SWE) ,  LANDIN-OLSSON Mona (Lund Univ., Lund, SWE)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1093  ページ： 521-531  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チラコイドは,食品に添加した場合,動物実験モデルおよびヒトの両方において満腹を促進することが判明している。チラコイドは,主要食事脂肪成分であるトリアシルグリセロールのリパーゼ-コリパーゼ触媒の加水分解の阻害を介して作用する。阻害に対する機序は,チラコイドのリパーゼ-コリパーゼへの結合またはチラコイドのトリアシルグリセロール液滴への結合のいずれかである。チラコイドは,種々のタンパク質に結合した色素を含む膜構造でタンパク質や脂質で構成されている。チラコイド膜は,満腹促進効果を説明するための重要な特性である消化管破壊にかなり耐性である。満腹は,コレシストキニンの放出,脳内の胃排出と満腹機構の刺激の阻害を引き起こす消化管ホルモンによって促進される。空腹ホルモンのグレリンは,インスリンと同様に抑制されている。ヒト短期実験では,食品に添加したチラコイドは満腹シグナル伝達を促進する。

シソーラス用語： *チラコイド ,  *感覚 ,  *代謝調節 ,  *作用機序 ,  モデル ,  *脂肪 ,  *食品成分 ,  トリグリセリド ,  リパーゼ ,  コリパーゼ ,  加水分解 ,  *コレシストキニン ,  *消化管ホルモン ,  *細胞情報伝達 ,  グレリン
準シソーラス用語： *満腹感 ,  *代謝効果 ,  実験モデル ,  *食事脂肪

分類 (3件)： 消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  (EB08010W)

タイトルに関連する用語 (6件)： チラコイド ,  ヒト ,  満腹感 ,  促進 ,  代謝効果 ,  メカニズム