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J-GLOBAL ID：201202231155879008   整理番号：12A0059359

NHANESデータを用いた健康と環境化学物質の体内負荷量の経験的予測との結合

Linking empirical estimates of body burden of environmental chemicals and wellness using NHANES data

著者 (3件)： GENNINGS Chris ,  ELLIS Rhonda ,  RITTER Joseph K.
資料名： Environment International  (Environment International)
巻： 39  号： 1  ページ： 56-65  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： A0646B  ISSN： 0160-4120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人間の組織と体液中の工業化学物質のバイオモニタリングは,すべての人々が合成化学物質の「体内負荷量」を有していることを示した。人間の組織/体液中の環境化学物質の測定は曝露の指標であるが,曝露濃度が悪影響を生じるのに十分であることを必ずしも意味しない。人間は多様な化学物質に曝露されるので,様々な臓器系に影響するかもしれない,多様な種類の汚染物質への低レベル曝露に関連した複合影響(例,加算的,相乗的)の可能性がある。本研究の目的は,環境化学物質の体内負荷量の測定と健康の「総体的」測定とを結合することである。この手法を,全国健康・栄養調査(NHANES)からのバイオモニタリングデータを用いて実証した。42化学物質をこれらの検出レベルに基づいて分析用に選定した。6つの生物学的経路-固有指標を,各経路に関連した化学物質のグループを用いて評価した。6つの経路の5つは健康に相反する関連があった。3つのノンゼロ相互作用項を検出し,これがクロストーク交差経路の経験的証拠を提示できた。この手法は,様々な種類(金属類,農薬,フラン,多環芳香族炭化水素)からの42化学物質の内の5つを特定し,健康に対する重量関連身体負荷の71%が従った。大きな相互作用を検出し,喫煙の影響が環境化学物質の身体負荷によって悪化することを示した。曝露-健康方程式の両側に総合的指数の利用は,複雑な環境曝露のリスク評価のための新規で有望な経験的「システム生物学」手法である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 人間 ,  曝露 ,  *健康被害 ,  汚染監視 ,  環境モニタリング ,  *栄養調査 ,  *汚染物質 ,  化学物質 ,  重金属 ,  農薬 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  喫煙 ,  リスク評価 ,  細胞情報伝達 ,  生物学 ,  予測技法 ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： *NHANES ,  クロストーク【生体】 ,  システム生物学 ,  バイオモニタリング ,  ヒト曝露 ,  *環境化学物質 ,  環境曝露 ,  *健康影響

分類 (2件)： 汚染原因物質一般  (SB05010P) ,  人間に対する影響  (EE05050C)

物質索引 (1件)： フラン

タイトルに関連する用語 (5件)： NHANES ,  環境化学物質 ,  体内負荷量 ,  経験 ,  予測