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J-GLOBAL ID:201202231159089133   整理番号:12A0626977

ヒノキの単板乾燥工程で排出される揮発性有機化合物

Emission of volatile organic compounds during drying of veneer: Hinoki (Chamaecyparis obtusa Endl.)
著者 (4件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 13-20  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: F0976B  ISSN: 0916-4405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2004年に大気汚染防止法が改正され,木材関連工場からの揮発性有機化合物(VOC)の排出実態を把握することが急務となっている。他方,木材関連工場からの臭気に関する苦情も出ている。また,木材および木質材料から放散するアルデヒド類が健康に及ぼす影響についても関心が持たれている。著者らはこれまでに,スギ,ラーチ,メランチの乾燥工程におけるVOCの排出挙動について報告してきた。本報告では,ヒノキ(Chamaecyparis obtusa Endl.)単板の乾燥工程におけるVOCとアルデヒド類の放散について検討した。ヒノキ単板を180°Cで乾燥し,排気を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)とガスクロマトグラフ質量分析(GC/MS)で分析した。VOCとアルデヒド類の排出量は,乾燥時間の経過とともに増加した。ヒノキからの排出量は,スギ,ラーチ,メランチからよりも多かった。排気に含まれる主な化合物はテルペン類であった。乾燥時間25分までは,排出されたホルムアルデヒドのほとんどがドレントラップで回収された。さらに,実験値をもとに工場での排出量を推定することができた。これらの結果は,ヒノキの乾燥工程において排出されるVOCとアルデヒド類の実態把握および低減化に役立つものである。(著者抄録)
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分類 (1件):
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木材化学 
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