抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,大学における男女共同参画の取組の現状,および女性教員比率に影響を与えている要因について検討した。使用するデータは日本学術会議が2007年に実施した,大学705校(国立大学86校,公立大学75校,私立大学544校)を対象とする「男女共同参画に関するアンケート調査」である。分析の結果,女性教員比率が高いのは,国立よりも私立・公立,学生数が多い大学よりも少ない大学,女性学長・副学長のいる大学,男女共同参画指数の高い大学であった。国立大学における女性教員比率は私立大学,公立大学に比べて低く,女性教員比率をより高める施策・取組をより実施していく必要がある。