抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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食品媒介病原菌は世界中に疾病の苦しみを増加する。異なる食品起源及び水に起因する疾病に関する知識は,食品安全介入法の優先順位の決定及び適切な制御手段の実施に必須である。流行データを用いる起源の影響は流行調査の容易に入手可能なデータを利用して,ヒト疾病への異なる起源の影響を評価できる。ラテンアメリカ及びカリブ地域(LA&C)の起源に対して,さまざまな細菌病原菌がヒト食品媒介疾病に影響する流行データに基づいて,確率モデルを開発した。流行に関連する食品を単純食品(すなわち,単独食品カテゴリーに属する)としてのこれらの食材または複合食品(すなわち,多数の食品カテゴリーに属する)により分類した。各病因に関して,単純食品流行によるデータを要約し,各カテゴリーにより起きる流行の比率を用いて,流行は起源により起きるとの確率を明らかにした。各起源に寄与する多数の流行の計算に関して,単純食品流行は疑わしい単独食品カテゴリーに起因し,複合食品流行を評価確率に比例的に各カテゴリーに分割した。全ての細菌病原菌を解析し,重要な細菌病原菌を個別に集中し,データが十分である時,国,10年間及び場所により解析した。1993~2010年において,6313の細菌流行が20カ国により報告された。全般的に,1990年代において細菌疾病の最も重要な起源は食肉,乳製品,水及び野菜であり,2000年代において,鶏卵,野菜,穀類および豆類であった。各病原菌の疾病の最も重要な起源の変動を10年間と国の間で認め,これらは動物病の制御の年を超えた変化,食品消費傾向の変化または公衆衛生集中の変化及び異なる病原菌のデータのアベイラビリティの結果であるらしい。この研究により,疾病起源を同定するためのこの地域のデータギャップを同定し,効果的調査システムの重要性を強調した。依然として,LA&C地域の起源の影響に対するこの方法の適用は成功し,この方法を用いて,食品媒介疾病の公衆衛生影響に関して限定的データを持つ発展途上地域を含む他の地域の疾病は食品起源及び水に起因することを結論づけた。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.