抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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植物系全体の電気静電容量の測定は,植物根バイオマスを推定するための迅速で手頃な非破壊方法として提示されている。大部分の研究はこの方法で評価しないで,殆どが砂地ベース成長媒体又は水耕法で栽培した植物を用いた。本研究の目的は,根電気静電容量の測定が土壌での植物成長の根バイオマスの正確な推定を提供するかどうかを調査することであった。10の農作物及び飼料種の植物は,肥沃なポッティング土壌を含んでいるポット(1.5,4.5 l)の2つのサイズに成長した。各々の植木鉢は1つ又は2つの個体を含み,ポットは測定前1時間圃場容水量を灌漑した。根系の電気静電容量(ナノファラッド)を測定した後に根系を抽出した。電気静電容量と根乾燥質量の間の関係性は有意であったが非常に弱すぎて,先の種特異的較正なしで正確に根系のバイオマスを推定することができなかった。根相互作用は比静電容量応答に有意な影響を及ぼした。そして,細根種はより大きな影響を受けるように思える。土壌ベース実験における電気静電容量は,水耕法又は砂ベース成長媒体で以前に示されたと同程度の有望性を証明できなかった。これらのキャパシター特性の生物学的説明に基づく標的根形質は,この方法の予測精度を高めるためには詳細な研究が必要である。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.